Rin'sPage 函館&佐藤泰志

2002年佐藤泰志を知るも本が絶版で、2005年まで函館に通い佐藤泰志探求をした*りん* (東京在住)のブログ。更新情報はツイッター @rinspage1 にUPします。

そこのみにて光輝く

佐藤泰志が描く出会いは素晴らしい!根底にある思い出

佐藤泰志の小説は、出会いをとても大切に描いています。今回は、さりげない出会いが彼の心に深く影響を与えた事を綴っている、エッセイの一部をご紹介します。 佐藤泰志は國學院大學を1974年に卒業。母校の広報誌1990年10月 「滴」8号に「卒業式の思い出」と…

「夢見る力」 佐藤泰志と競馬 家族への思い

今日は、小説とエッセイふたつ同じタイトルの「夢見る力」のことや、佐藤泰志と競馬について書きます。 「今、競馬は首都でおこなわれているのだ。そのあいだ海炭市の競馬場は、場外馬券売場になる。(中略)さっき首都からきた飛行機が、海峡側から競馬場す…

そこのみにて光輝く&海炭市叙景 に登場する 墓

明日は佐藤泰志の命日です。今日は、小説にでてくる墓と彼自身が眠る墓について書きます。 彼女は海峡にのぞんでいる山の、町全体を俯瞰できる中腹の共同墓地に両親の墓を建てたがっていた。 小説「そこのみにて光輝く」より引用 そこはなだらかな斜面だった…

1992年 辻仁成が語った佐藤泰志 & 辻作品も函館が登場します

私は辻仁成のフォトエッセイ「函館物語」をきっかけに2002年函館に行き、そこで佐藤泰志を知りました。辻仁成は佐藤泰志と同じ函館西校卒業。中学3年から高校卒業までの4年間を函館で過ごしました。今はパリで、シングルファーザーとして子育てに奮闘してい…

佐藤泰志少年の読書感想が凄い&函館で鮭の遡上を見た

1965年、佐藤泰志が中学生時代に書いた読書感想文「赤蛙」を読んでが、追想集「きみの鳥はうたえる」に掲載されています。少年らしく混乱している様子も書いてありますが、あまりに深い人生への考察と中学生とは思えぬ文体に、私は驚愕しました。文学に興味…

ディープ函館 そこのみにて光輝くロケ地 穴間海岸

そこのみにて光輝くで千夏が海を眺めるシーンは穴間海岸で撮影されました。 小説海炭市叙景には 「山の向こうの海水浴場。夏。岩。」第一章「一滴のあこがれ」より引用 と、この海岸を想像させる文があります。 外国人墓地までは観光地ですが、その先の穴間は…